人生は再生の物語である。

59歳無職から還暦のリアルへ。

昔の方が良かったに決まっている。

雨の日が続いている。

 

秋の長雨という言葉もあるけど、いつもこんなに雨が降ってたっけ?

 

夏は暑い日が続いた。

 

予定もほとんどないので外出を控えて過ごしたが、

働いていたらタイヘンだったと思う。

汗を大量にかくので毎年苦労していたのだ。

 

暑さと台風。

 

今まで経験したことがなかったことがこれでもかというくらいに起きる現実。

 

よく言われることだが自然界でも予想できないことが

たびたび起きている。

 

間違いなく地球はおかしくなっているのだと思う。

 

今週末もまた台風が日本を横断するようだ。

 

いつの間にか発生した台風はどういうわけか

いつも日本を直撃して多くの被害をもたらしてから温帯低気圧に変わる。

 

その繰り返し。

 

これからもその回数は増えていくのだろうか。

 

東京は地形の関係なのか

自然の要素が少ないせいなのか

それでも他に比べれば被害は小さい気がするけど

局地的な雨や風は前よりは圧倒的にすごくなっている。

 

自然の変化は生活にも影響が出る。

 

外出しない時間が長くなると

モヤモヤしながらもメルカリの出品があるので

部屋の整理をしなければならない。

 

困ったことに古い雑誌がまだたくさん残っているので

当分はそれ中心である。

 

雑誌はかさばるし場所をかなりとっているので

そこから先に片付けたい。

 

出品用に中身を確認しながらパラパラめくると

当時のアイドルや特集記事が掲載されている。

 

グラビアで紹介されているその大半は既に消えている。

 

特集記事も今となってはかなり雑に作られていている。

 

失礼だが、よくこんなレベルで編集しているな、

と思うようなものが結構ある。

 

あの頃はそれでも良かったのだ。

 

専門家も少なかったし、

専門誌もあればあったで重宝された。

 

まだそこに市場はあったし、ビジネスも通用した。

 

いい時代であった・・・

 

昔を思い出すといつもそう思う。

 

しかし、それも仕方ないというか当然なのだ。

 

昔の方が良かったに決まっている。

 

何故なら人は誰でも生まれてくる時代を選んでくるからだ。

 

若いときが自分にとっていちばんイキイキとしたいい時代になるように

生まれてくるのだ。

 

だから私も20代30代の頃は今思い出しても、

粗野ではあったけど、それゆえ楽しかったし

間違いなく自分の人生にとっていちばんいい時代を過ごしたように思う。

 

あの頃は帰ってこない。

 

そして今は残念ながら便利ではあっても

情報やルールが多すぎて生きづらくなっている。

 

それまでは時代にも自然に向き合って生きてきたのに

少しずつずれてきて対応できなくなっていることを

たびたび実感するようにもなった。

 

自分の人生が最終コーナーをまわって

終わりに向かいつつあるのだから

それも仕方ないのだろう。

 

最終章はまだまだ先だと思っているけど

その生きづらさが常にあることで

今は何となく日々のバランスを取っているようにも思えるのだけど。