人生は再生の物語である。

59歳無職から還暦のリアルへ。

メルカリの日々①~「くどい」のと「ややこしい」のと(前編)。

メルカリの取引が200件を超えた。

 

4月から初めて既に半年。

100件を超えたときはある種の感動があったのだが

200件過ぎても残念ながら特別の感情はなかった。

 

それだけ日常化しているともいえる。

 

加えてまだ多くのモノが残されていることが重くのしかかり

気持ちが萎えることもしばしばだから

当初の情熱が薄れているのかもしれない。

 

根気よく継続するしかない。

そう思いながら少し凪のような心持で過ごしているせいか

この1か月は出品の作業も滞りがちでそうなると取引はなかなか成立しない。

 

こんなときもある・・・

 

今はまた気持ちが高まってくるのを待っているところなのだが

最近こんなことがあった。

 

少し前から出品していたあるノベルティが売れた。

 

私は売れたらすぐに発送する。

 

早く手放したいということもあるし

取引を終わらせて収入にしたいというのもある。

 

だから夕方までに売れたら夜散歩の前にコンビニに持ち込むし

その後売れたときは同じく翌日の発送にまわす。

 

毎日1件発送を実現させるためには

夕方までに売れなくても夜金額を下げたりして作業することで

少しでも動きがあるように努力する。

 

とりあえず何かすることだ。

 

継続のためにはそういった「自分なりのリズム」が重要だし

それが何となく見についた半年ともいえる。

 

さて、その売れたノベルティを発送しようとしていたら

購入した人から

「急ぎませんので来週以降で都合のいいときに発送してください」

とコメントが来た。

 

すぐに発送するつもりでいた私は

「明日発送します」と返信したところ

ふたたびその人から

「くどいようですが」とのフレーズ付きでまた発送を急がない旨を知らせてきた。

 

これはどういう意味だろうか。

 

ちょうど連休前だったこともあったのでしばし考えた。

 

ひよっとしたら連休中だからその間の受け取りは

イヤなのかな・・・

 

発送を急がないと繰り返す意味があるのではないか?

 

それで発送を取りやめて希望通り連休後にしようと思った。

 

しかし、リズムがいったん狂うとどういうわけか

うまくいかなくなるもののようだ。

 

ちょうどそのとき別の出品物で値下げ交渉があった。

 

雑誌を5冊まとめて購入するからと1000円近い値下げを希望されたのだ。

 

雑誌はかさばることもあってなるべく早く処分したい。

だから値下げ金額は大きかったが受けることにした。

 

袋詰めしてみるとさすがに5冊をまとめて一括では送れない。

だが2冊と3冊に分ければいつも使っているゆうパケットで発送できそうだ。

まとめてゆうパックで送るより発送料が安いこともあるのでそれが一番いい。

 

値下げを了解してそのやり方も併せて返信したのだが

これが待てども返事が来ないのだ。

 

返信が来ないままの人もいるのでそうなるのかなと思いつつ

あまりしない返信の催促をすると

その人から2件の発送にすると手数料100円が倍になるので

一括発送にしてくれないか、と再度打診された。

 

うーむ・・・メンドクサイ・・・

 

苛立ちをおさえて結局私の方でもう100円値下げしてこの取引を成立させた。

 

するとすかさずこの人から、翌日までに届くように発送して欲しい、

との返信があった。

 

やり取りが済んだのが夜中の1時半。

結局夜中に梱包まで済ませて、朝8時にコンビニに持ち込んだ。

 

都内なら何とかなるだろう。

そう思って発送作業したらその人は京都の人だった。

 

え?間に合うんだろうか??

 

(つづく)