人生は再生の物語である。

59歳無職から還暦のリアルへ。

歯医者選びほど難しいものはない②~痛みに耐えかねて。

日々の生活の中でどんな病院に通うのか、

病院選びは難しいテーマだ。

 

そんな中でも

 

歯医者選び

 

は、更に難しい。

 

大きな病気なら専門医か大きな病院しか選択肢はないが

風邪をひいたときや

歯が痛くなったときに

行ける病院がとりあえずでも一つないと結構タイヘンだ。

 

まぁ風邪なら市販薬もあるし

風邪自体は薬で治るわけでもないというのが本当らしいから

病院に行かなくても休養すればやがて治るかもしれない。

 

しかし、歯だけはどうにもならない。

 

まず痛みがあると普通の生活ができなくなる。

痛いと食べることに支障が出るし他のことができなくなる。

 

今まで自宅から通える範囲だけでも3つぐらいは

通院しただろうか。

それ以外に会社の近くだったり転勤していたときのもカウントすると

結構な数の歯医者に通ってきた。

 

しかし残念なことにそれだけ通っても

信頼できる病院にはまだ巡り合えていないのだ。

 

いつも何らかの不満が残ってしまう。

 

でも時として

どうしても行くしかない事態が発生する。

 

今回のように痛くて仕方ないときは

とりあえず歯医者にいくしかない。

 

そこでどうするかを改めて考えたのだが

まず思ったのは、

 

自宅から近くて通えるところがいい、

 

という当たり前のことだった。

 

今回のようにいきなり痛みが発生したりすれば

すぐに治療してもらいたい。

 

早くやってもらうためにも遠いと行くのが面倒になるし

緊急の対応もお願いしにくい。

 

更に治療の前にあまり検査で時間を取られるのも

丁寧にやられすぎても困る。

 

専門医で都心にある病院はレベルが高いかもしれないが

治療費が高いのは目に見えているし

だからといってこちらが望むものを提供してくれるかは

やってみないとわからない。

 

病院によっては一つの治療から大きな提案をしてくる

ところもあるだろう。

全部の歯の状態を調べられていろんな治療を勧められても

私自身は最初からそこまでのことをやる意思がないのだ。

 

基本、応急措置。

 

つまり、

悪くなればそれについて治療するが

悪くならなければしない、

というスタンスでいこうと決めているからだ。

 

そうなるとあれこれ考えても結局振り出しに戻るで

歩いて行ける町医者しかないから

春に数回通った商店街の歯医者しか思いつかない。

 

休みが明けて朝すぐに電話したら

待ってもらうかもしれませんが・・・

と言われながらも10時半で予約できた。

 

ホッとした。

どうしても早く診てもらいたい、何しろ痛いのだ。

 

そしてその日の診断によると

 

・歯茎が腫れている。

 

・口内でばい菌が活発化しているのと

 身体の抵抗力が落ちていることがあいまって

 その痛みが発生している。

 

・とりあえず抗生物質を3日間飲んで様子をみる

 

・ブラッシングは毎日しっかりと行う

 

ということであった。

 

そこで処方された薬を薬局でもらい

その日から飲むことにした。

 

その薬のせいかとりあえずの痛みは少しおさまっが、

完全になくなったわけではない。

 

しかし、どうしても

胸のモヤモヤ感がぬぐえない。

 

どうしてなのか。

 

(つづく)